墓地に暮らす人々

セブにきて、初めての休日。
台風が接近していて、朝から大雨が降ったり、変な風が吹いていたり。

今日は、CECというボランティア団体の行っている活動に参加しました。
セブ市内のカレタ地区というところには、墓地で暮らす人々がいます。
もともとは中国の富裕層が建てた墓地だったけれど、いつの間にか貧困層の家族が住みつき、
今では500家庭ほどがそこで暮らしているのだとか。
今回は、そこを訪問して子どもたちと一緒に遊び、炊き出しに参加する、とのこと。

集合場所はごく普通のショッピングモール。セブンイレブンもあって、まるで日本のよう。
そこからわずか徒歩5分ほどのところに、彼らの暮らす墓地があります。

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入り口。 CEMETERY つまり 墓地。

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こういう棺がそれぞれの廟の中にある。

入り口は見るからに墓地。
ただ日本人のイメージする、いわゆる墓石だけが並んでいる墓地とは違い、
ひとつひとつ部屋が分かれていて(廟)、その中に石棺が安置してあります。
その廟の中に各家庭が住んでいる。
は彼らにとって、テーブルであったり、椅子であったり、子どもの遊び場であったりする。
すごく複雑な不思議な気持ち。

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墓石の前で食事する兄弟。


中に入るとたくさんの子どもが出迎えてくれて、くっついてきたり名前を聞かれたり。
みんな服は着ているけれど、裸足の子がすごく多かったし、履いていたとしても大人サイズのサンダルだったりする。
おそらくパンツを履いていない子も大多数だったと思う。

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少し広いスペースでは、子どもたちとダンスをしたり(この指導をしているのもボランティア団体の人みたい)、
アルプス一万尺をしたり。子どもたちはとても訪問者に慣れている印象でした。

あとは自由に遊ぶ!少し大きい子たちは写真を撮られるのも、カメラをいじるのも大好きで、
「撮って!」「カメラ貸して!」とせがまれる。表情が豊かで面白い。とにかく目がきれい。

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たまたま自分用に持ってきていたシャボン玉も、せっかくだから持って行ってみました。
吹いて見せた瞬間、ものすごい勢いで子どもたちが集まってきて、我先にと吹き口をとろうとする。
吹き口の取り合い状態。
その時「ここの子どもたちは貧しいからなぁ・・・」と思ったけれど、
日本の子どもたちだって、珍しいものが先着10人使えるとなったら、ああいう風に群がって、取り合いになるわ。
と思い出した。おんなじだ。
無意識のうちに、ここの子どもたちは貧しいから・・・と見てしまっていた自分が怖かった。
とりあえずまぁ、子どもたちはすごく喜んで楽しんでくれていたので良かったかな。

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生まれて初めて見るかな?

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この子、はじめは全然笑わなかったのに、徐々に懐いて、いっぱい笑ってくれて嬉しかった。

1時間半ほど遊んだあと、炊き出しがありました。
ご飯とハム1枚。
あのハムにはどれくらい栄養価があるんだろう?この炊き出し以外にどれくらい食事をとっているんだろう?


ここに住む人々は、大人に対して子どもの人数がとても多く感じました。
あとから語学学校のオーナーさんと話した時、
「娯楽が他に無いからね」
と言っていて、ああなるほどと思った。

寄付という形での収入を期待するならば、子どもは強い、とも思う。
ここに暮らす子どもたちは、普段どんな生活をしていて、どんな風に成長していくのだろう?
何が必要なんだろう?そもそも何が幸せなんだろう?

あそこでの暮らししか知らない彼らにとって、墓地での生活は日常であり、何ら不便を感じていないような気もする。
比較して、自分の価値観を押し付けるから、なんとなく気の毒に思ってしまうだけで、
色々なものに追われている日本人よりも、笑っている時間は長いのかもしれないよね。
ただ、衛生上の問題はかなりあることは確かだろうなぁとは感じたけれど。

なんだかわからないけれど、もやもやぐるぐるしながらの帰り道でした。

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